【漫画】最後のレストラン16【感想】

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 光陰矢の如しとは言いますが、いつのまにか16巻が出ていました。10/9に出てたらしいです。アマゾンのおススメに出てこなかったら買い逃すところでした。さすがアマゾン。

 そんなわけで感想です。16巻のお客様は釈迦ヶ嶽しゃかがたけ(相撲取り)、ロッキー・マルシアノ(ボクサー)、アベベ・ビキラ(マラソンランナー)、加納治五郎(柔道家)、ジャッキー・ロビンソン(野球選手)となっており、皆スポーツ選手や格闘家です。アベベと加納治五郎の名前は聞いたことはありますが他の方は全く知りませんね・・・。

16巻の見どころとしては

  1. 借金発覚
  2. 新キャラ登場
  3. ジャンヌ、勝ち誇る

でしょうか。ちなみに借金の相手(正確には借金した相手の娘ですが)が新キャラですね。子供の頃に貰った「何でも言うことを聞く件」を出してくるあたり只者ではありませんが今後の活躍に期待です。ジャンヌについてはお察しの通りですね!しかし園場が好美との結婚生活を割と真面目に考えるようなのでなんとも・・・。

 さて、世の中副業だなんだとにぎわっていますが、ヘブンズドアの面々も収入を増やすべくこれまでとは違うことに挑戦しています。営業時間を延ばしてバーを開いてみたり、ケータリングのやり方を変えてみたり、テイクアウトを考えてみたり・・・。

 作中で園場が七転八倒しながら「金がない」「生きるって面倒くさいことばかり」「人生はバッドエンド確定の映画みたいなもの」と呟いていますが、ある意味ではその通りなのでしょうか。家康も「人生は重荷を負うて行くが如し」とか言ってますし。

 ちなみに今回のお客様であるロッキー・マルシアノも作中で「君のお父さんもずっと恐ろしい相手と戦っていたんだ」「人生、こいつほど強烈で重いパンチを放ってくるやつをおれは知らない」と語っています。

 スポーツや格闘家で成功する人は若くして富と名声を得るわけですが、持ち崩す人もその分多そうなイメージがあります。今回のお客様の中ではアベベが、最近で言えば野球選手の清原とか。ヒーローには常にかっこよくあってほしいのですが、これも無責任なファンの押し付けかもしれません。

 ま、思った通りに行かない面倒ごとだらけだからこそ、人生は面白いのかもしれません。ジャッキー・ロビンソンの回でパンドラの箱の話が出てきますが、未来が分かってちゃ面白くないもんね。

 そんな感じで16巻でした。

15巻の感想はコチラ

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