【漫画】Dr.STONE 22巻【感想】

Dr.ストーン
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 21巻ラストではコハク達とスタンリー隊との戦闘の火蓋が切って落とされました。目的の通信機の破壊は達成し、善戦するもあえなく散るコハク達。そしてここから怒涛のスピードで進んでいきます。

 最初に突撃してきた3名から何かを察するスタンリー、速攻で千空らの砦に攻め込みます。んでここからが凄い。まさかの北米コーンシティチームと連携をとって2か所での戦闘が繰り広げられます。ジョエルに情報を伝えたフランソワ、千空の作戦を信じて銃を構える敵に殴り掛かった北米チーム、そして最後にメデューサを作動させる声は・・・!

 いやー、まさかアレがここでつながるとは。ネタは全て開示されてるのに全く思いつきませんでした。まぁそれだけスピード感があるということで。というか見どころが山のようにあるのですがとても書ききれないですね。敢えて1つ挙げるならブロディ(北米に残っているスキンヘッドの黒人)が涙を流すシーンでしょうか。

 そして第193話、サブタイトルのOUR STONE WORLDの通り、今度は千空らの手で世界中の人間が石になったストーンワールドを作り出したのでした。

 硝煙が舞い、大量の血が流れたVSスタンリー戦が終わり、人類すべてが石になった世界、石化前の仕掛けにより最初に石化が解けたのは・・・スイカ!だから今回表紙なのね。

第194~196話のサブタイトル、「ひとりぼっちの~」から分かる通り、ここからしばらくスイカの孤独な戦いが始まります。

 第190話「科学は生命を超えて」でカセキが「自分のやってきたことは無駄じゃなかった、自分が死んでも科学だけは生命を超えてちゃって未来に重なるんだ」と涙するシーンがあるのですが、このセリフの通り、皆の知識はスイカに伝わります。チェルシーの残した地図から探検、生き残ることを決意し、千空の残した復活液レシピから自分が科学をやることを決意したスイカ。

 まさかドリフターズで見たうんこから硝酸作るシーンを再び見ることになろうとは。ドリフターズの新刊まだですかねぇ・・・。

 しかしオストワルト法やアーク放電を使った方法に比べれば簡単とは言え、硝酸畑も一筋縄ではいきません。それでも、千空から学んだ地道なトライ&エラーを繰り返し、決してあきらめずに続けた結果・・・

 スイカは見事な美少女に成長したのでした・・・!!!

じゃなかった、復活液が完成したのでした!!!

スタンリー達との戦闘から7年、スイカが目覚めたのは子犬が成犬になるくらいの期間なので1~2年くらい?ってことは5年くらいコツコツ孤独に頑張ってたのでしょうか。ちなみに千空は最初に目覚めてから半年後くらいに大樹が復活してくるので、独りの期間を比べるとスイカがぶっちぎって長いことになります。クロムやカセキがチート人材として目立ってましたが、スイカも大概でした。

 11月発売予定の23巻ではとうとう月面着陸計画が本格始動するとのこと。さすがにロケットは作るだけで1冊使うんじゃないかと思いますが展開が早いのがこの漫画。油断はできません。

 そんな感じでまだまだ楽しみが続くDrストーン。22巻の感想でした。

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