【漫画】C.M.B. 森羅博物館の事件目録【感想】

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CMBと刻まれた“3つの指輪”は、「知の守護者」の証――「森羅博物館」を営む少年・榊森羅と、元気印系女子高生・七瀬立樹が、神からの謎掛けに挑む!! 魅力的な謎と緻密なロジック、そして躍動するキャラクター! 『Q.E.D. 証明終了』の加藤元浩が繰り出す、ネオ・ミステリ!!

月刊マガジン公式サイト(http://www.gmaga.co/comics_end/cmb/)より引用

 作者は加藤元博、本サイトではおなじみのQ.E.D.の作者ですね。現在44巻まで刊行中。マガジンのほうで完結したそうなのでおそらく次の45巻で完結でしょうか。

 Q.E.D.と同じ世界であり、主人公の榊森羅はQ.E.D.の主人公、燈馬君と親戚関係です。この森羅君、見た目は中学生くらいなのですが、職業は博物館館長。ヒロインである立樹の祖父に気に入られて、彼が経営する私立高校に入学することになるのですが本業は博物館館長。高校生探偵ならぬ高校生館長です。そのため、解決編へのセリフは

驚異の部屋ヴァンダーカンマーをご案内します

となります。また、謎を解く際に「この先は入館料をいただきます」と何かしらの対価を要求することも、Q.E.D.の燈馬君と異なる点ですね。

 Q.E.D.では話のモチーフやタイトルは数学や物理関係が多かったのですが、C.M.B.は博物館というだけあって歴史や地方の風習などがモチーフになることが多いですね。また、霊や呪いなどオカルト系の話がちょこちょこあるのも特徴です。

 さて、このC.M.B.シリーズの魅力は何でしょうか?ep.36「world end」にて幻の蝶、ポンテンモキチョウの調査で世界中を飛び回っているときに、森羅は次のように語ります。

「この調査が失敗しそうな原因を20個挙げられる」

「こんなことに時間を割かなくていい理由を30個は書ける」

「それを壁に貼って、探しに行かない自分は利口なんだ、と思うこともできる」

「でもそんなことは絶対しない、ポンテンモキチョウを見たいから」

 森羅はどちらかと言えば安楽椅子探偵よりなのですが、自分の興味の向くもの、面白いと思ったものには一直線に全力で突っ走ります。自分の欲望に忠実と言えばその通りなのですが、そのありようが清々しい。普段、つい「やらない理由」を考えがちな私にとっては非常にまぶしい主人公なのです。

 最近集め始めたばかりなのでまだ25巻までしか読んでいませんが、今後もちょこちょこ買い集めていこうと思います。

 

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