【漫画】ゴールデンカムイ24巻【感想】

ゴールデンカムイ
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 年末年始のGo to travelが中止になってしまいました。もしかしたら北海道へ行く予定があった人がいるかもしれません。残念ですがしょーがない。この気持ちは同じ北海道を舞台にしたゴールデンカムイを読んで紛らわせましょう!(無理やり)

 というわけでゴールデンカムイ24巻です。

 前回の23巻、逃げる谷垣とインカラマッ、それを追う鯉登と月島。逃走途中で破水したインカラマッは・・・!?というところでしたが24巻は無事出産が終わったシーンからスタート。良かった・・・。家永の犠牲は無駄ではなかった・・・。

 鯉登少尉達と谷垣一行の別れのシーンがイイですね。「3人とも達者でな」と言うセリフも死別が多いこの漫画ではしんみり来ます。もう次の出番は最終回の後日談とかで幸せな家庭を築いている様子さえ描かれればそれでいいんじゃないかな・・・。

 さて、谷垣ニシパのシーンが終わると次は主人公一行。明らかに怪しい飴売りには逃げられますが、海賊房太郎と邂逅します。

 しかし、VS房太郎編、外輪船の描写が細かくてすごいですね!スクリュー船と違い水深が浅い川などでも走れるとか知りませんでしたよ。インフラ整備が進み、外輪船の現物は見る機会もそうそうありませんが、いつか模型くらいは見る機会があるかもしれません。そのときはゴールデンカムイを思い出したいですね。

 閑話休題

 房太郎と会った時点では(そこまで)険悪な雰囲気ではなかったのですが、房太郎がアシリパさんを巻き込むような破壊行為をやっちゃったせいで杉元さん激おこ。なんやかんやでアシリパさんが無事だったため一旦は収まるのですが結局戦いに。しかしシリアスなはずの戦闘シーンで笑わせに来るのはどういう了見か。いや面白かったけど。

 ところでこの房太郎、これまでの死刑囚とは違い、「自分の国を作る」とデカい夢を持っています。そして杉元に「金塊を見つけたら自分の幸せのために何をするつもりだ?夢は無いのか?」と問いかけます。杉元の目的は地元に残してきた幼馴染の女性の治療費だったわけで、実は杉元本人のやりたいことは語られていないんですよね。

 なんやかんやで房太郎と手を組むことにした杉元。金塊を巡る争いの中で彼の夢は見つかるのでしょうか。

 そして24巻最後は宇佐美上等兵&菊田特務曹長@札幌。世間を騒がす連続殺人犯の調査をすることになった2人でしたが・・・。

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へ、変態だー!!!(AA略)

もうね、絵面が最悪です。真面目な表情で犯人と遭遇したのに宇佐美と犯人は何やってるのか。何ってナニだよと言われそうですがそうじゃない。

 我々読者と菊田の気持ちが一つになった瞬間です。

「何なんだこれはッ!」

いやまじで何なのこれ。扉絵もかつてないレベルでひどいので是非ご覧ください。

 石川啄木の調査で犯人はジャック・ザ・リッパーの模倣犯であることが判明。そして冒頭で杉元たちが逃した怪しい飴売りも札幌へ向かっていることが判明。札幌でいったい何が起ころうとしているんだ!?というアシリパさんのセリフで締めでございます。毎度のことながら次が待ち遠しいですね!というところでゴールデンカムイ24巻感想でした。

 

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