【漫画】雨の日も神様と相撲を【感想】

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DOSUKOI GOD!(ネタバレ)

いつぞやの宣言通り買いましたよ!

というわけで早速感想です。

 突然の事故で両親を亡くした主人公、逢沢文季。彼が親戚を頼って引っ越した村はカエルを神様とあがめる不思議な村だった。そしてなぜか神様に相撲を教えることになった文季とその裏で発見される死体。文季が望む平穏な学生生活はやってくるのか!?不愛想なヒロインはデレるのか!?そして都会からやってきた文季が田舎の夏のカエルの大合唱に慣れる日は来るのか!?

 死体?1巻じゃほとんど情報でてこなかったし、次巻でいいかなって・・・。

 んで。本作、「青春×神事×ミステリ」と紹介されており、なんのこっちゃ?ってなる人が多いと思いますが、青春=ボーイ・ミーツ・ガール、神事=相撲&神様と置き換えればばっちりですね!ミステリーはそのままで。なんで神事のところに相撲が・・・?と思う方もおられるかもしれませんが、そもそも相撲のルーツは古事記までさかのぼる由緒正しい神事なのです。ご神木以外でしめ縄を巻くことを許されるのは横綱だけですしね。

 そんな感じでテーマの一つに相撲がある本作、やたらと相撲の描写が細かいです。人間が相撲を取る漫画は数あれど、ここまでカエルの相撲シーンがみっちり描いてあるマンガはなかなかないのは無いでしょうか。私は知らない。アマガエルとヤドクガエルの手に汗握る取組は一見の価値ありです。そしてヤドクガエルの相撲を「相当な稽古を積んでいる相撲だ」と評価する主人公マジクール。

 また、神様のくせに情けないことを平気で言うトノサマガエルや、ここの相撲には外から来た我らによるイノベーションが必要!と語るヤドクガエルなど、カエル自体の描写もなかなか濃いのもGOOD。全国のカエルファンはぜひ見るべき。

 ボーイ・ミーツ・ガールのガールのほう、ヒロインの真夏は今のところ、感情を表に(あまり)出さないクールなお嬢様ですが、彼女が今後どう砕けていくのかも気になるところです。

 といったところで今日はここまで。

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