【小説】ボーズ・ミーツ・ガール 住職は異世界で破戒する【感想】

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THE!表紙買い!ですね。

第六地球宙域駐留軍所属の従軍複製僧兵で、住職階級の「HTF-OB-03」は蟲人との死力を尽くした宇宙戦の果て、力尽きようとしていた。

 死の世界への入り口を目前にしたその時、神の思し召しか仏の救いか、不思議な力が働いて、彼の体は見知らぬ世界へと転生していたのであった。

 HTF-OB-03を救ったという少女ケイトから魔皇討伐への同行を求められ、その願いをかなえるべく、討伐へと旅立つ。かつて鍛えた己の肉体と武芸を駆使し、HTF-OB-03は新たな道を突き進むこととなる!

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000324592

 大まかなストーリーはよくある異世界転生ものなんですが・・・設定の破壊力が違う!冒頭は完全にスぺオペなんですが、出てくる用語がおかしい。主人公、テラのオショウの世界では武士道は宇宙戦艦の攻撃を薙ぎ払う戦闘技術であり、仏道とは総合戦闘技術であり、色即是空とは色、すなわち物質一切を虚無(空)へ帰すという攻撃的思考なのです。中位武士道を<マイナーダイミョウ>と読み、心頭滅却は<ジョウキ・イニシエーション>と読む。どことなくニンジャスレイヤーを思い出すセンスに脱帽です。

 ボーズ・ミーツ・ガールからの戦闘、ラスボス戦と話の流れはいたって普通。登場人物やストーリーは大まじめなんですが文体で笑わせてきます。これがシュールギャグか・・・!

 個人的に笑いが我慢できなかったのは敵の大群を前にしたオショウが放った必殺技。額の白毫から放たれたビームで敵を一掃したシーン。

 どうみてもバ〇タービームです本当にありがとうございました。

あと右の頬を打ったならば左の頬も、という仏道の教えに感服です。いろんなところから怒られそうです。

 迦楼羅天秘法<ヴァーハナ・スラスター>で空を飛び、金剛身法<ゴンゲン・スタイル>で敵を打つ!菩薩に会おうと敵を砂になるまで打ちのめす「仏の顔も砂<サンド>」の境地に至ったオショウは超怖いぞ!

 なんとこのボーズ・ミーツ・ガール、2巻が発売されています。今回は1巻でしたが、2巻を読んだらまたお知らせしようと思います。

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