急な気温の変化でイマイチ体調が優れない今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。巷では米国大統領選だの新型コロナワクチンの開発などで盛り上がっていますね。
さて、ワクチン、ワクチンと言えば化学&科学。そして米国、ときたらアメリカ編真っただ中のDr.ストーンです!(無理やり)
前回の17巻ではまさかのDr.大樹!!!で終わっていましたがさて今回は話がどう進むのか、単行本派の私は首を長くして待っていたわけですが・・・
今回はここで終わるのかよ!!!次巻まだか!!!
いやー、今回もやってくれました。続きが超気になる。全て計算づくなんでしょうが・・・悔しい!期待しちゃう!(ビクンビクン
さて、本巻の感想ですが、まず、敵対する科学者の素性が明らかになります。
いかに千空と言えども独学でロケットを飛ばすのは至難の業。当然ですが石化前はインターネットもあったわけで、インターネットさえあれば色んな人に質問を飛ばせるわけです。そんなわけで石化前の世界で千空がロケット制作に関する質問をしまくっていた相手がNASAの科学者、Dr.ゼノ。彼は仮に石器時代にとばされたらどうする?という質問に
独裁者になれるね
と言い放つなかなかやべー男です。同じ質問に千空や白夜は「この世のすべてを知りたい」というまた別の方向でやべーのですがこの違いは面白いですね。同じ科学を志す者で師弟関係にある2人ですが、根本は全く違うわけです。ちなみに、石化前の千空の研究資金はどこから出てたのか?という素朴な疑問の答えも描写されてたり。魔法のカードは最強ですねw
さて、このヤベー科学者Dr.ゼノ、この人こそが今回の敵なのです・・・!
石化前世界、千空とのやりとりで脳の活動と石化に関係があると気づいていたDr.ゼノ、なんやかんやで愉快な仲間たち(米軍特殊部隊)とともに復活。プラチナの結婚指輪からハーバーボッシュ法によるアンモニア生産プラントを建造し、圧倒的火力を手にしています。なろうかな?この圧倒的火力を相手にどう戦うのか!?
千空とゼノ、根っこは違えども互いに合理主義をモットーにする科学者同士、採用する作戦も全く同じ、先手必勝相手のキーマンを確保する!というもの。ゼノのほうがキーマンを暗殺するというあたり冷徹さがうかがえます。
先手はゼノ側、スタンリーによる狙撃作戦。このスタンリーさん、米軍特殊部隊のスナイパーというガチなヤツです。スポッターなしとはいえ頭脳以外は普通の少年である千空はひとたまりもありません。というか、どこぞの金ピカとは言いませんがもうちょっと慢心とかするもんでは?
とっさの判断でギリギリ致命傷を回避する千空、片栗粉に水を入れたダイラタンシー流体は少し前に話題になりましたね。
九死に一生を得たといっても瀕死の千空、え、どーすんのコレ???
といったところで場面転換。次は司をはじめとする千空サイドの襲撃チームです。こちらは暗殺ではなく、穏当?にDr.ゼノを確保するのが目的。しかし敵の本拠地は見晴らしのいい平原のど真ん中にあるあため近づくのは非常に困難。そこで司と氷月はある決心をします。
「掘るしかないかな」「そうですね」
武力No.1,2の司と氷月といえども現代っ子。おそらくスパロボあたりでゲッター2の活躍を知っているに違いありません。イメージ図のSENKUロボは両手にドリルですが間違いなくゲッター2でしょう。グレンラガンかもしれない。唸るドリル。ドリルさえあれば硬い岩盤だろうが敵の装甲だろうが一撃です・・・!
しかしそこに千空狙撃の一報が。混乱する襲撃チームに伝えられた千空の言葉とは・・・
「クロム」
普段はお茶らけていたりコハクにボコボコにされたりしていますが、千空はクロムのことを一科学者として認めているのです。漢クロム、ここでやらなきゃどこでやる・・・!覚悟を決めたクロムは18巻の中で最高にカッコイイ。侵入用のトンネル掘りという超難題にどう立ち向かうのか!?
といったところで18巻終わり。19巻は1月発売予定とのこと。待ち遠しいですね!
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