世の中いろんなニュースが多々ありますが、自分にできることってのは意外と少ないものです。少ないことの中で如何にベストを尽くすか、という話なんですが、自分にできることの一つに身だしなみがあります。そう、身だしなみ。つまり服。そんなわけで王様の仕立て屋~下町テーラー~11巻です。
雑誌連載中の季節と単行本が発売される時期がずれるのはしょーがないことなのですが、王様の仕立て屋11巻は夏の話です。収録はコチラ。
- order61 亭主のこづかい
- order62 理想の間取り図
- order63 ヒグマの夏毛
- order64 夏休みの宿題
- order65 旅のつばくろ
- order66 レコードの傷
- special order ナポリ日記(書き下ろし)
61話、62話は(多分)元ネタ無しで話の内容まま。61話のキャラクターは野原一家っぽい。63話は北海道の熊の木彫り、64話は学生服が出てくるのでこれかな?65話は・・・歌謡曲かエッセイ集?わからん・・・。66話は話の内容から…だと思う。今回は元ネタありのタイトルは少なめですね。たぶん。
それでは感想。
「千両 八百 十三年」まぁ昔から浪費で失敗する人は多くいたんでしょうなぁと思いつつも「救いは無いんですか」という女子高生ズの言葉にも同意しかない。一流大学を出て、一流の企業に入り、結婚して子供ができた結果、自由に使えるお金はビール一本分。ケメ子とガリ子は何を思うのか・・・。
いい思い出がなくちゃ人生はボロボロよ
ペパーミント パティ
あとはコレですね。「難しいこと言ってもおゼゼにならないと文化は続けることができない」ってのがまぁぶっちゃけその通りよね、と。何かと「職人技」って取り上げられて二言目には「後継者不足が!」と言われている気がしますが、ようするに儲からないって話で。職人だって人間です。欲はあるし、子供の教育費なんて言いだしたらお金はいくらあっても足りません。要するにお金は大事、ということなんですけど、11巻お金の話多いな。
今回のナポリ日記はマリトッツォ。まぁイタリア人から見たら「なんで!?」となりそうなのは確かです。アレ唐突に流行って今ではすっかり見なくなってしまいましたが・・・なんだったんでしょう?作中で紹介されている本場のマリトッツォ(スイーツではない)は美味しそうなんで食べてみたいですね。自分で作るにはブッラータとかいうチーズの入手が難しいのがなんとも・・・。
今回はマルコとシェルジュの2人は出番なし。イタリア組もう少し出番増えねぇかなぁ。
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