【漫画】ゴールデンカムイ26巻【感想】

ゴールデンカムイ
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切り裂きジャックを追いつめろ!@サッポロビール工場!ということで26巻です。合図を花火にしたせいで皆大混乱。携帯電話って便利ですよねぇ・・・。昔ってどうやって待ち合わせとかしてたんでしょ?

さて、今回も盛りだくさんのゴールデンカムイですが、一番の見どころはやはりここでしょう。

宇佐美死す・・・!

 第七師団の中でも特に鶴見中尉に対する忠誠心が高く、もはや狂信者といってもいいような宇佐美でした。その最後はやはり彼らしく、鶴見の腕に抱かれて息絶えます。

 にしても宇佐美VS尾形戦ではあの某軍曹の名言、

獲物を前に舌なめずり、三流のすることだな

フルメタル・パニック

 を思い出しますね。慢心してはならぬ。

次に死刑囚の上エ地圭二。なんと初の入れ墨喪失です。どの陣営も彼の入れ墨情報を入手しないまま遺体が火に飲まれてしまいました。

 本作の死刑囚の皆様は大概トチ狂っていたわけですが、それぞれの死に様というものは、彼らの人生が出ていたように感じます。しかし、その死刑囚の中でも上エ地圭二は特殊な感じがしました。彼は彼で非道の限りを尽くして何も為すことなくあっけなく死んだわけですが・・・なんだろう?ただただ他人を失望させることが目的だった愉快犯、上エ地。まぁ彼らしいっちゃぁ彼らしいのかも。

 しかし彼の入れ墨が焼失したことで金塊争奪戦がさらにヤバくなるとのこと。今でも結構ヤバいんですがさらに苛烈になるってどうなるんですかね・・・?

 最後、海賊房太郎。なんか次で死にそうなんですが大丈夫でしょうか?結構好きなキャラなんですが・・・。登場人物が大体ヤバいキャラであるゴールデンカムイにおいて、実は彼の幸福観が一番現代人に近いのでは?と感じることがあります。できれば死なないでほしいなぁ・・・。

 かなりのページにわたってシリアスが続いたので最後は門倉で締め。そ・・・すわー・・・ストォーンというところで26巻感想でした。

 金塊が目的ではありますが、金塊で何をするか、各々の幸せとは何か?というあたりが今後のカギになりそうですね。

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