【転職】転職先が決まりました

転職
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 今年の4月からやっておりました転職活動、ブログでも何回か書いておりますが、この度めでたく内定を頂きましたのでご報告いたします。

 俺の転職活動、完!

と言いたいところですがやることはまだ残っています。一番大事なのは今の勤務先への報告ですね。私の場合は割と頻繁に、転職の話や会社への不満を直属の上司にぶちまけていましたのでそこまで驚きはなかった模様。ありがたいことに引きとどめていただきましたが、はっきりと退職の旨を伝えました。

 その後、業務の引継ぎや残務関連、有給消化などを踏まえた最終出勤日などの調整でおよそ1週間ほど。個人的にはスムーズに行ったのではないかと思います。

 今のところ一番やっかいなのが従業員持株の処理。株の状態で引き取るには新たに証券口座を開く必要があり、かといって売却すると大損という・・・。間違いなく私の後悔していることリストのトップ10に入ります。

 また、同僚の方々やお世話になった人には早々に連絡を入れたのですが、ほとんどの方から「応援してるよ!次の会社でも頑張って!」と温かい声をかけていただきました。皆優しい。色々あったけど、悪いことばかりじゃなかったなぁとしんみりしたり。

 そしてそれ以上に「俺も転職したいなぁ」とか「転職します!」という声を聴きました。・・・弊社大丈夫?いや、私が言うなって話なんですが。

さて、次は引っ越しと公的な手続き関連です。まずは部屋探しですね。

さて、動画見て勉強するか・・・。新生活は9月からの予定ですので、準備を進めていきたいと思います。

さて、およそ3か月ほど転職活動をやってみましたが、色々と思ったことがあるので書き散らそうと思います。

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独りで考えることも大事だけど誰かに相談することも大事

 誰かに相談、話すことは大事です。今回改めて感じました。自分はなぜ転職をしたいのか、今の会社の何が不満なのか、転職先に求めることは何か、山のような求人を見ながらそんなことを考えていると精神的にかなりキツイですし、頭の中がこんがらがってきます。人に話すことで自分の頭の中が整理できて、更に何か質問されることで見落としていた点や、視野が狭くなっていたことに気付くこともあります。

 問題はだれに相談するか、というところですが私の場合は転職エージェントと転職経験者の先輩でした。同じ職場の人に転職の相談ってしにくいですしね。特に初めての転職の場合、一人では心細いってのもありますし、一人で考え込まないことは重要だと思います。

優先順位はなにか?

 仕事探しにおいて何を優先するかですね。私の場合は残業時間でしたが、年収を最重要視する人もいるでしょうし、人によってバラバラでしょう。様々な業界、職種の求人を見ているといろんな欲求がもたげてきます。そりゃ勤務時間は短いほうがいいし年間休日は多いに越したことはない。もちろん給料は多いほうがいいし福利厚生もあればあるだけいいでしょう。しかし、あれもこれも、と言い出すと軸がぶれて大事な何かを見失います。ついつい色々と求めがちになりますが、自分が何を変えたいのか、何を求めているのか常に振り返って頭をリセットしていました。

キャリアアップとキャリアチェンジ

 収入を上げようと思えばキャリアアップ、新しいことに挑戦しようと思えばキャリアチェンジでしょうか。「未経験の業種で活躍できないやろ」という人もいるかもしれませんが、転職先で活躍できるかどうかと前職との関係はあまりないそうです。「職場で活躍する」ということについて関係する要素があまりに多すぎて「以前何やってたか」というのはそこまで大きな要素ではないらしいですね。

 しかし、いくら研究結果でそう言ったところで雇う側としては経験者がいい、というのはどーしようもない事実。このあたりは先に述べた優先順位に関わってくるでしょう。転職活動がしんどくなるのは事実かもしれませんが、「絶対無理」ということはないようです。

10年後、20年後を考える

 自分がこの先どうなるか、どうなりたいかというのは重要なハズなのですがなかなか想像するのは難しいものです。そんなときに役立つのが10/10/10テスト。ある決断(この場合は転職する)をしたとして、10分後、10か月後、10年後はどう感じているだろうか?と考えるテストです。

 転職を決意して上司に報告した10分後は、晴れやかな、開放的な気分になるだろう。

 10か月後は新しい職場にそれなりに慣れて仕事も覚えてくるだろう。新しい環境、新しい生活ですべてが目新しく、気分は晴れやかだろう。

 10年後は当時の決断を振り返って後悔するかもしれない。しんどいことも経験しているだろうし、それなりに失敗したこともあるだろう。しかし、10年前にチャレンジしたこと自体は後悔していないのではないだろうか・・・。

とこんな感じでしょうか。これを何パターンか(A社に行った場合、B社に行った場合、転職しなかった場合)と考えるわけです。私の場合はA社(内定を頂いた会社)に転職することが一番後悔しないのではないか、と思ってそこに決めたわけです。不思議なことに人間は遠い未来を想像したほうが認知機能などが向上するらしいです。だから「自分が死んだときのことを考える」ということを勧められるわけですね。

 自分が死ぬときどうありたいか、死ぬ間際、自分をみとる人たちはどのような人たちか、「死」というのは確実に来る未来です。今のところ回避はできません。だからこそ自分の「死」を考えることで「どのような人生を送ることで自分の望む結末が手に入るか」という人生の長期プランを考えることができるわけです。長期プランを考えることで短絡的な行動は控えるようになるし、人生を豊かにするためにはどうすべきか?ということを考えるらしいですね。

 まぁそんなわけで遠い将来、どの選択肢が最も後悔が少ないだろうか?と考えることは非常に重要だと思います。気持ちも落ち着くしね。

比較対象の重要性

 知り合いから転職先をろくすっぽ調べずに直感で決めた!と聞いて「いや、もっと調べろよ」と思う人はどれくらいいるでしょうか?私の場合は「もう少し調べろ」というでしょう。なんなら「ほかに選択肢ないの?」と聞くでしょう。

 しかし、面白いことにアメリカの一流企業のCEOやCOOでさえ、何かの意思決定をする際に3つ以上の選択肢を用意することは30%程度だったそうです。ちなみにその選択が失敗する確率は、選択肢が2つの場合は52%、3つ以上の選択肢を用意した場合は32%とのこと。

 要するに何か重要なことを決める際は最低3つの選択肢を用意することで失敗率をかなり下げることができる、という話なのですが、超一流ビジネスマンでさえ3つ以上の選択肢を要する人が3割程度ってすごいですよね。転職は人生の一大イベントです。ちょっとでも失敗率を下げようと思うのが人情ってもんでしょう。そんなわけで必ず3つ以上の選択肢を用意して比べましょう。

転職活動を通じて

 4月から始めた転職活動、最終的に内定を頂いて転職を決意したのが7月頭ですのでざっくり3か月ほどやってたことになります。この間もっともきつかったのは「現状維持バイアス」との戦いでした。

 不安に感じることを一つずつ書き出してみると大したことはないのです。しかし、「今の会社を辞めること」や「新しい職場のこと」を想像すると、胃の奥が重たい感じがして特に具体性のない、漠然とした不安に襲われました。専門家に相談したわけではありませんが、おそらく現状維持バイアスではないでしょうか。

 内定を頂き、退職の手続きを進めていくと、次第になくなってきましたが、転職活動中、面接を受ける時期あたりが一番きつかったですね。程度の差はあれど、皆あるはずなので漠然とした不安を感じたら、自分が不安に思っている具体的な事柄を紙に書きだしたり声に出してみると、意外と大したことないな、と気づけます。おススメ。

最後に

転職に関する本も色々ありますが、私が読んだのはコレ。またDaigoかよ!とは言わないように。

仮に今回転職しなかったとしても、転職活動を通じて今の会社のいい所、悪い所を再発見し、自分の経歴の棚卸などをすることで自分のキャリアを考え直す非常にいい経験になったと思います。

転職する気がなくても一度、転職活動だけでもしてみてはいかがでしょうか?

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