世の中アレもしたいコレもしたい、あんなこといいな！ってなことばっかりです。個人的なレベルで言えば、買いたい物はいっぱいあるし、旅行も行きたい、本も映画も面白そうなもので溢れています。もちろん時間も予算も有限なわけで、テキトーなところで折り合いつけるしかないわけです。限りなく予算に制限がないであろうアラブの石油王とかでさえ、どう頑張っても娯楽作品をすべて網羅！とかは時間的に不可能ですね。
さて、個人の取捨選択は個人だけの問題で収まるのですが、仕事の話となるとそうもいきません。ドラマに出てくるような出世競争のための足の引っ張り合いがなくても、各部署や個人で「会社の儲け」につながる事柄の優先順位が違うわけです。
んで、その結果何が起きるかと言うと「A」を優先すべき、という部署と「B」を優先すべきと言う部署、その板挟みにあう下っ端というよく見る状況が発生するわけです。
この時の不幸の原因としてありがちなのが、実際に動いている下っ端には何の権限もないことでしょうか。単なるメッセンジャーで神経だけすり減らして得られるものは何もない、というのをよく聞く気がします。
さて、このような時、何の権限もない板挟みにあった下っ端はどうするべきなのでしょうか？
ぶっちゃけ私もうまいやり方を教えてほしい所ですが、10年程度のサラリーマン人生で学んだことはいくつかあります。
- 深刻になりすぎない
- 上司に相談
- 適当に先送りする
- なぁなぁにする
最も避けるべきことは自分が気負い過ぎて精神を病むことです。そのためには、深刻に考えすぎてはいけません。また、深刻になりそうならさっさと上司に相談です。基本的に上司は自分より経験も人脈も知識も持っています。結構な確率でどうにかなります。
ときにはメッセンジャーの立場をフル活用して問題を先送りしてぶん投げたり、関係ない偉い人を巻き込んでなぁなぁにしたり、というのも時と場合によっては有効です。極端な話、人が死ぬような事態でなければどーにかなります。
権限がない下っ端は下っ端なりに選択肢があり、どの手段をとるかはその人の優先順位次第ということですね。まぁ下っ端だろうかある程度上に行こうが挟まれるときは挟まれるようですし、トップはトップで何かしらの板挟みにあうのでしょうけど。
無理難題を解決し、充足感や高評価を狙いに行くか、厄介ごとは適当なところで人に助けてもらうか。はたまた大した問題ではないと割り切って先送りするか。時と場合によって使い分けが重要ですね。
さて、なんだか話がそれましたが、優先順位の話でした。新人の頃はともかく、10年も働いていれば自分の職務上何を優先すべきか、自分の所属している組織の優先順位は何かくらいは何となくわかってくるものです。それを間違えると、怒られるは評価は下がるはでいいこと無しです。
私はサラリーマンですが、フリーランスになってもこの辺りの問題からは逃げられる気はしません。どーにか折り合いつけてやっていくしかないですね。
まとまりのない話になりましたが今日はここまで。
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たまには酒を飲んでもいいのです。
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