【本】ふりまわされない【感想】

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 「SNS疲れ」なんて言葉が出てきて久しいですが、人間関係はいつの時代でも悩みの種になるようです。テクノロジーが発達しても人間そうそうかわるもんじゃないですね。アドラー先生なんかは「人間の悩みは全て対人関係の悩みだ」とまで言っちゃってます。

さて、このアドラー心理学も面白いのですが本日紹介するのはコチラ。

ふりまわされない 小池一夫の心をラクにする300の言葉 著小池一夫

 小池一夫といえば・・・代表作が多すぎますね。子連れ狼なんかは私の世代でも有名ですし。変わり種ではマジンガーZの作詞なんかもやってるんですね。(ウィキペディア)晩年はTwitterもされており、また江風嫁提督としても活躍されておられました。80過ぎてソシャゲ始めるとかマジすげぇ。

 さて、そんな小池一夫先生が80歳のときにツイッターで呟かれた言葉をまとめたのがこの本になります。80年の人生において人とのかかわり方、ものの考え方、人生の指針などが140文字(Twitterなので)で表現されています。

 先にも述べましたが、テクノロジーが発達しても人間の本質はそうそう変わるもんじゃないと思っています。おそらく、これからも年寄りは若者に説教し、若者はうんざりするというのは続いていくのでしょう。御年80歳の小池先生の言葉も、もし面と向かって聞いていれば、年寄りの説教と思って聞き流していたかもしれません。

 しかし、そこは不思議なものでTwitterというツールで発信され、本で文章として読むと、ストンと納得がいくのです。この辺りはさすがですね。

 普通、こういう本であれば特に好きな言葉は・・・と紹介するものなんでしょうけど・・・無理。もう全部好き。仕事に疲れた日やムカつく上司や同僚にいちゃもん付けられた日、なんとなくやる気が出ない日、メンがヘラりそうな日とか、とにかくなんとなくネガティブな日は一通り目を通したい、そんな言葉が詰まっています。

 なんとなく日々落ち込んでいる方、もやもやしている方はぜひご一読あれ。

おまけ。アドラー心理学ならこの本がとっつきやすいよ。

 

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