子どもの頃の将来の夢って覚えてますか?
スポーツ選手、宇宙飛行士、プログラマー、花屋にケーキ屋etc.私が小学生の頃はサッカー選手が大人気でしたが今はユーチューバーがトップとか。世界中にはいろんな仕事がありますが、どんな仕事でも言えることが一つ。
やってみないとわからない。
職業のイメージで楽そう、きつそうなど思っちゃうことが多々ありますが、実際その仕事やってみないと楽とかきついとか、分かりませんよね。まぁ仕事に限った話ではないですが。
しかし、体験する機会があるかと言われると、なかなか無いのも事実。職業に対する偏見はなくならないのか・・・!?
昔の偉い人は言いました。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、と。そう。我々の周りには先人たちが築いた歴史を手軽に知ることができる手段があるのです!つまり本!いわゆるお仕事マンガと呼ばれるジャンルを読めば気軽にディープなところを知ることができるわけです・・・!
というわけで本日は「ガイコツ書店員 本田さん」の感想となります。(前置き長いよ!言わないように。)
タイトルのまんまですが書店員、つまり本屋さんの話です。作者は書店員やりながら漫画も描いてたそうです。ちなみに1巻冒頭で作者の周りの人に聞いた書店員のイメージが書かれていますが・・・これがまーひどいw 暇そう、楽そう、単調そう、男子は眼鏡のヒョロガリがいいとか女子は黒髪ロングの巨乳がいいとか・・・。ぶっちゃけ私も楽そうというイメージがあったのは事実。(書店員さんごめんなさい)
しかし!本書を読めばそんな間違ったイメージは一瞬で吹っ飛びます。濃いお客さん、毎日のように入荷される新刊、各種条例にひっかかったり引っかからなかったりするエロ本等々。そもそも接客業だし、様々な人が本を求めて書店を訪れるわけで、これが単調なわけがありませんでした。小さな子どもからや大人まで、頭にヤのつく自由業の方からウスイ=ブックやYAOI=BOOKを求めてくる外国人ともうホント様々。
新刊を棚に出して接客して棚を整理して付録を挟んで接客して、棚に補充して・・・。本屋さん超ハード。もう「本屋さんが楽そう」なんて口が裂けても言えません。
最近は電子書籍をメインにしてしまい、めっきり本屋に通わなくなりました。昔はしょっちゅう通っては表紙買いとかしてたんですが・・・。電子書籍は便利なんですが、紙の本には紙の本の、そして書店の良さがあったなぁ、と思い出してしまいました。
たまには近所の本屋に行こうかな、と思えるお仕事マンガ、ガイコツ書店員本田さん。ご一読あれ。
ほかのお仕事マンガでは「とろける鉄工所」↓もおススメです。
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