ブログを始めて早半年、どうにか続けられていますが、この辺りで関連本でも読んでステップアップしたいところ。手っ取り早く勉強するには本を読もう、ということで、ヒトデ氏おススメの書籍のうちの1冊を読んでみました。
ちなみに下の動画で紹介されています。ブログ向けと言っても文章の書き方なのでなんにでも応用が利くはず。
読んだ感想としては
中学か高校くらいの時に読みたかった!
ワタクシ、だいぶ長いこと教育を受けておりますが、作文が超苦手でした。思えば小学生の頃、たかが1200字程度の読書感想文を書くのがとにかく苦手で嫌いでした。そもそも自分の考えを文章化するテクニックを習った記憶がありません。とりあえず書き出しては詰まって考えて・・・の繰り返しでした。
高校で入試対策で小論文を書くようになってからはちょっとはマシになりましたが、それでも苦手なのは変わらず。自分で読んでもイマイチな文章を書いていました。
んで。今回の「新しい文章力の教室」ですが、著者はコミックナタリー初代編集長の唐木氏。しかも唐木氏は新人教育も長年担当されていたとのことで、素人をプロに教育してきた方です。
本書では「良い文章とは完読される文章である」と定義し、文章を書きだす前の準備、書いた後のチェックの仕方などを細かく分けて具体的に説明してあります。1つの項目は2~3ページ程度なので非常に読みやすいのもGOOD。
また、記事を書く準備として「構造シート」が紹介されています。ナタリーの新人はまずこれを作ることから教育されるとか。読めば読むほど、小学生か中学生の頃にこれを知ってればなぁと思わずにはいられません。
ほかにも重複チェックや時間軸、受動と能動など読みやすい文章を書くためのテクニックが山盛りです。作文やブログに限らず、ちょっとした報告書を書く際にも使えます。
これを読んだからと言っていきなり文章の達人になれるわけではありませんが、なんにでも使える「文章作成の技術」を知っておいて損はありません。ぜひご一読あれ。
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