【雑記】パトレイバーTHE MOVIE 4DX

雑記
スポンサーリンク

2020年7月17日、とうとう機動警察パトレイバーThe Movie 4DXが公開されました!

 パトレイバーを知らない方は「なんだこの古臭い絵」と思うかもしれません。それも当然、この映画、1989年(平成元年)7月に公開されたものを4DX対応にしたものなのです。

 メディアミックスで作られていて、漫画版とアニメ版がそれぞれパラレルワールド的な扱いになっていたり、ロボット物かと思いきやロボットは完全に備品扱いで実は警察物?だったり、ほんとに少年誌(サンデー)で連載してたの?ってくらいシリアスな展開があったりと語りだしたら止まらない作品なのですが、知らない人向けにYOUTUBEで公式動画があるのでとりあえず貼っておきます。多分これが一番わかりやすいんじゃないかな。さすが公式。

 個人的には「吠えろリボルバーカノン」とかが雰囲気出てると思うんですが、パトレイバーを知らない人に勧められない・・・。

 さて、そんなこんなで根強い人気があるパトレイバー。私も大好きなもんで、4DXで見られる今回のチャンスを逃すわけにはいきません。後悔するのはガルパン劇場版だけで十分です。

 さて、好きだと言いつつこの劇場版を見たのはだいぶ昔のことで、細かい所は結構忘れていました。こんなシーンあったなぁとかそういえばコレだっけ、と思いつつ見終わってまず思ったことは

水しぶきと風(4DXの効果)強すぎ。

確かに決戦は大型台風が直撃した東京湾ですが、もうちょっと手加減をですね・・・。エアコン+水+台風を再現した風で正直寒いくらい。長袖でもよかった。

 しかし、しかし!それ以外は良かった。めっちゃよかった。細かい所を挙げだすときりがないのですが、遊馬の親への対抗意識とか色々ごちゃまぜになったムチャとか後藤隊長の狸っぷりとかおやっさんの職人っぷりとか香貫花の「No, combat.」とか。そして要所要所で4DX効果により臨場感がぐっと増す!頭上を見上げるシーンでも実は座席が動き、まるで自分が頭上を見上げているかのように感じた時はちょっと感動でしたw

 先に述べた決戦シーンの風や水しぶきはアクションシーンをより盛り立てますが、頭上を見上げる動きのようにちょっとした効果でも臨場感が結構違うものですね。

 話の内容に触れると(公開直後とは言え30年前の映画なんでネタバレは問題ないでしょう。)日常的に使われている作業用機械のOSに、特定の条件下で暴走するという悪意あるプログラムが仕込まれており、それを突き止めた特車2課が大惨事を防ぐために奮闘する、という感じ。

 ちなみに主役メカたる98式AVイングラムが動いているシーンはかなり短く、全部で20分あったかどうか・・・。最後のVSゼロ戦とか為す術もなくボッコボコにされるというあたり、やっぱりロボット物・・・?という感じ。

 さて、もしも日常使っている物のOSが突然暴走したら・・・とか悪意あるプログラムが仕込まれていて・・・というのは映画でよくあるシチュエーションな気がします。しかし、PCやスマホが普及した現在ならいざ知らず、PCの普及率がイマイチであったであろう1989年公開と言うことを考えるとかなり先進的だったのではないでしょうか。話の完成度を考えても、今見ても十分通じる面白さだと思うのですがどうでしょう?

 特に後藤隊長のキャラとか今でも受けると思うのですが。アニメ版何話かは忘れましたが、レイバーで立てこもる犯人を説得するシーンは必見です。これを超える説得はもう出ないのではないでしょうか。

 何はともあれパトレイバーThe Movie 4DX、パトレイバーを知っている人はもちろん、知らない人にもおススメです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました